夢航海コラボデザイン開発秘話
発売から36年目を迎えた忠孝酒造の看板商品「夢航海」と、沖縄県内アーティスト「DOKUTOKU460」城間英樹氏とのコラボプロジェクトが始動!
2020年7月、城間英樹氏とのコラボで生まれた限定パッケージの「夢航海」パック(30度1800ml)は、通常3カ月かかる数量を発売から約40日ですべて出荷。
大好評のうちに完売となりました。
その反響を受け、2020年12月より「夢航海」全商品(30度720ml、30度1800ml、紙パック30度1800ml、紙パック30度900ml)を完全リニューアル!
今回はこのプロジェクトについて、忠孝酒造社長の大城勤と城間英樹氏が語り合う対談を敢行。
コラボをすることになった経緯や、デザインが完成するまでの制作秘話、限定パッケージから完全リニューアルに至るまでのエピソード、その背景にある思いなどをたっぷりお届けします。
プロフィール
DOKUTOKU460 inc. 城間 英樹(しろま・ひでき)
キャラクターコンテンツを中心に、ゲーム・アニメーション・グラフィックデザイン・3DCG・企画など表現に垣根を作らず国内外を問わず多様な領域で精力的に活動中。オリジナルキャラクターである( BUDOG / REDBOOTS / bittermelon / banapara♪ etc )をパートナー会社と共にアジア圏にて展開中。昨今では、琉球ゴールデンキングス(Bリーグ)ゴーディーや、FC琉球(Jリーグ)のジンベーニョも手掛けている。
忠孝酒造株式会社 大城 勤(おおしろ・つとむ)
「蔵元でありながら窯元でもある世界唯一の酒蔵」である忠孝酒造の3代目社長。東京農業大学農学部醸造学科を専攻。卒業後、忠孝酒造に入社、1991年に代表取締役に就任。経営理念である「泡盛文化の継承と創造」を掲げ古式泡盛製法の解明や復活やマンゴー酵母仕込みの泡盛などを開発。これまでの泡盛業界に対する貢献が認められ2019年には黄綬褒章を受章。沖縄県酒造協同組合理事長・豊見城市観光協会会長を歴任。
——まずは大城社長から、今回のコラボデザインを企画した経緯を教えてください。
大城勤(以下 大城) 「夢航海」は1983年に発売された当社のベストセラー商品です。
2018年に発売35周年を迎えたのを機に、さらなる高みを目指し、当社独自の新製法で味わいをリニューアルしました。
新たに“青りんごのようなフルーティーな香り”という特徴を打ち出し、その魅力は多くの方に受け入れていただくことになりました。
そして令和の新時代を向かえ、若い層も含めより多くの方に泡盛の魅力をより深くアピールしたい、何か新しいことに挑戦したい、という思いを強く抱いていました。
そんなとき、たまたま観ていたテレビで10歳の天才イラストレーター、ミラクルくんの存在を知ったんです。
彼の描く絵の色使いに惹かれて、いつか何か一緒にできたらいいなと考えていたら、なんとミラクルくんのお父さんだという城間英樹さんが忠孝酒造に来てくださって。
国内外でいろいろなデザインを手掛けていると聞き、これは一緒に組んで何かおもしろいことができそうだな、と。
しかも、城間さんは忠孝酒造のある豊見城市に住んでいるというので、同じ地元から発信していくという大きな意味合いも生まれる。
それで、さっそく「夢航海」のパッケージデザインの話を相談してみたら、素晴らしいアイデアを提示くださって。
「それはおもしろい!」ということで、すぐ制作のお願いをする流れとなりました。
——城間さんは、どんなアイデアを提示したのですか?
城間英樹(以下 城間) 「社長、この船を空に飛ばしましょう!」って言いました(笑)
大城 既存パッケージの「夢航海」に描かれているのは、琉球王朝時代の進貢船。
琉球王国が、東アジアの貿易交流拠点として栄えた時代に航海し、世界との懸け橋を担った船です。
先人たちが夢を持って世界を航海していたように、現代に生きる人たちもこの泡盛を飲みながら夢を語り合ってほしい。
既存の「夢航海」パッケージデザイン
「夢航海」というネーミングには、そんな思いが込められているんですが、城間さんは、海に浮かぶこの進貢船のイラストを見て「空に飛ばそう」と言った(笑)。
船を空に飛ばすことで、より一層壮大な夢を表現することができる。
今は世界が疲弊している時期でもあるし、希望を持てる商品でありたいという願いもあって、「よし! それでいこう!」と。
城間 社長さんとお話したときに、忠孝酒造は泡盛メーカーとして世界を目指しているということを聞いて、いろいろな枠を飛び越えるという意味で、ぱっと空へ飛んでいくイメージが浮かんだんです。
でもその後ちゃんと調べてみたら、実は進貢船というのものは、ワシやハヤブサ、タカっていう大空をはばたく鳥に見立てて作っていたらしくて。
船が大海原に出る姿は、鳥たちが巣から飛び立っていくイメージ。
それで進貢船の先の左右には、必ず鳥の目が描かれていたことを文献で知り、思い付きで言った“空を飛ぶ”という発想はそもそもの進貢船のあるべき姿と一致していたんだ、と。
そこから鳥の羽根を付けた飛行船をイメージしつつ、構想を練り上げていきました。
——社長からもアイデアを頂きながら、何度もディスカッションして進められたとか。
城間 そうですね。
細かく段階を踏んで、確認、修正を繰り返しました。
たとえば、右下に小さく沖縄の地図を入れているんですけど、これは忠孝酒造の社員さんのアイデア。
しかも船はここから旅立ちましたって言う意味で、地図内の豊見城市の場所も光らせているんですよ。
あとは拡大してポスターサイズにしたら見えると思うんですけど、海にジュゴンが2匹いたり。
こうやって隠れネタとして、デザイナーやメーカーの意図をどこかに入れるって、買ってくださった人にとって付加価値になる大切なことだと思っていて。
お土産に持っていったときに話題になるし、楽しんで頂けるんじゃないかなって。
——ほかにもそういう知っていたら楽しくなるネタというか、こだわりの部分はありますか?
城間 いろいろあるんですが、たとえば船の正面に描いたシーサー。
これは、忠孝酒造の蔵の入口に実際あるシーサーなんです。
どこかのシーサーを描くのではなく、やっぱり忠孝酒造のシーサーを入れたいと思ったので、この角度で写真撮って、それをちゃんとスケッチして描きました。
あとは、拡大しないと見えないと思うんですけど、船の横に「YUMEKOUKAI」って文字と、「沖縄から世界へ、さらにその先へ」という意味の英語「FROM OKINAWA TO THE WORLD AND BEYOND」を書いています。
模様のようであり、ペンキがはがれたようであり、あえて読みにくい文字にしているんですけど、これは琉球王国時代の人が書いたような雰囲気とか、生活感を出したくて。
——昼の空ではなく、夜の空に飛んでいるのは、何か意図があるんでしょうか?
城間 これも忠孝酒造の社員さんのアイデアです。
最初、僕の中では昼のイメージだったんですよ。
青りんごの香りがする泡盛ということで、青空に虹がかかっている爽やかな絵を描いてました。
でも途中で、“いや違う、宇宙に飛ばそう!”ってことになって。
昼をイメージしたラフ段階のデザイン
大城 「夢航海」だけに、夢は夜眠るときに見るものだよねってことと、イメージとして「戦艦ヤマト」が浮かんで。宇宙を飛んでるって感じがしたんですよね。
城間 最初は船の下の大きなプロペラもなかったんですけど、もっと飛んでいるイメージを出したいという要望を頂いて。
いざつけてみたら雲の流れが際立って、よりいい感じに臨場感が出たなと思います。
——城間さんは、泡盛のパッケージデザインを手掛けるのは初めてなんですよね?
城間 そうなんです。
忠孝酒造さんは、自分が住む豊見城市の歴史ある泡盛メーカーさんで、なおかつ「夢航海」は看板商品なので、すごく重みのある仕事でした。
毎回全力でやりますけど、今回は特にヘタなものは作れないという大きなプレッシャーがあって、ふだんより深刻に緊張しながら描いてましたね(笑)。
社長さんとの最初のお話の中で、ポップになりすぎず、キャラクター性が濃くなりすぎず、なおかつ歴史の重みを残しつつ、というオーダーを頂いていたので、それをどううまく表現しようかといろいろ考えて取り組みました。
——さまざまな要望を取り入れつつも、パッと見て城間さんの作品だなってわかるところが素敵だなと思いました。
城間 それは一番うれしいですね。
どこかで僕だとわかる作家性が出ているのは、たぶん塗り方なのかなと思います。
今回、徹底的に一つひとつのアウトラインにこだわって、ものすごく時間をかけたんですよ。
たとえば旗の線とかも、同じ太さで描くのではなく、細くなって太くなって細くなってっていう動きをつけてみたり。
それが集まると洗練さが出てくるので。
線と線が交わり合うところの隙間をくるっと丸くしたり、線のバランス、ラインの太さ、角度を見ながら、角をどう研磨するか考えたり、まるで木造建築をやっているような感覚でした(笑)
大城 それだけこだわっているからでしょうね、ものすごく躍動感がある。
城間 そう言って頂けると嬉しいです。
躍動感という面では特に雲の出し方には悩みましたね。
イラストレーターというソフトを使って描いているんですけど、ふだんはもっとポップなものを描くときに使っていて、なかなかここまでゴリゴリに描くことってないんですよ。
雲のぼけている部分とぼけていない部分の線が混在するところとか、すごく難しくて。
進貢船雲の流れ
どうしたらいいのか、いろいろ調べて「こんなやり方あるんだ!」と見つけながら描いていきました。
なので、今回は自分がもともとできることだけで描いたのではなく、自分が描きたい絵を描くためにソフトをもう一度見直したという感じ。
自分も小さくまとまらないように、ここまでのクオリティを出すぞという高い目標を持ってスタートしたので、何度もトライ&エラーを繰り返したし、新しい技術も習得できて、すごく勉強になりました。
——そのほかにも“ここを見てほしい!”というこだわりの部分はありますか?
城間 かっこよく見えるように、演出上、嘘をついているところがあります。
この絵のとおりだと月が後ろにあるので、本来なら手前は影になりますよね。
でも、前に光源があるように変えてしまい、船用のライトが当たっているように要所要所をぼわーっとやわらかく光らせました。
以前は事実にのっとってきっちり描いていたんですけど、それが表現を狭めていると気づいてから、かっこよく映えさせるためには自由に演出してしまおうと。
今では必要であれば、白いものも黒く変えてしまえっていうくらい柔軟です(笑)。
ほかにも、星の輝き方とか、紫の繊細なグラデーション具合とか、この作品はとにかくここ数年で一番時間をかけて仕上げたので、もうすみずみまで見てほしいです。
大城 今回のパッケージは、おしゃれでかっこよく、今までの泡盛と違うイメージを打ち出して、若い世代や女性の方、新しい層に興味を持ってほしいという目的があったので、その感覚がわかる城間さんのデザインを一番大切にしたかったんです。
城間さんの個性を全面的に出して、泡盛の表示は最小限に。それが私の中でのテーマ。
既存の泡盛の概念にこだわらず、今までにないデザインへの挑戦。
そのためには、尖がっていることが大事だと考えました。
表面に泡盛という文字を入れていなかったり。
それに対しては社内で反対意見も多かったんですが、すべての人が納得する、みんながいいと思うデザインは尖ってないということ。
私が今回求めたのはそこではなかったので。
——忠孝酒造という文字も表面には入っていないですよね。船の帆の中に「忠孝」と描かれているだけで。
大城 これも商品が「夢航海」なのに、なぜ「忠孝」と入っているのか?という意見があったけど、この船は忠孝号でいいんです。
帆の中の「忠孝」
城間 僕が提示したことなんですが、忠孝酒造というブランドが世界に出ていくことを表現したかったので、「夢航海」の船ではなく、忠孝酒造の船にしたいと。
社名にしておけば、たとえばこの船をひとつのキャラクターとして今後考えたときに、どの銘柄の商品で使っても成り立つんです。
車が社名のロゴを入れるのと同じ感覚。
帆が膨らんで「忠孝」という文字が読みにくいのも意図的で、模様として認識してもらえるくらいでいいのかな、と。
大城 全員が賛成するものというのは、当たり前の商品になってしまう。
反対が多いほど個性があり尖がっている。
尖がらないといいものは作れないと僕は思ってます。
城間 社長さんがずっとぶれずに僕の個性を尊重してくださって、完成形までたどり着けたのはものすごく大きなこと。
なかなかこういう感覚を持っていらっしゃる代表の方と仕事できる機会は少ないので、本当に嬉しかったです。
大城 今回のコロナ禍で世の中が変わり、今までの概念のままではうまくいかなくなることも多々あると思うんです。
だからこそ泡盛に関しても、今までとは別の次元で新しい発想を取り入れてどういうものができるのかを考えていきたかった。
「泡盛らしくないデザインだね」と言われるような尖がったものでいいじゃないかというのが大きなテーマ。
それを求めたときに、城間さんから非常におもしろいのが出てきた。
このデザインは世界に通じると思っています。
琉球王国時代の進貢船というモチーフをうまく表現しているということは、つまり沖縄を表現していること。
沖縄から世界に飛び立とう!という共通の意識を持って、城間さんと新しい挑戦を一緒にできること、今の時期に「夢航海」という夢のあるコラボデザインを実現できたことが本当に嬉しいです。
——その限定パッケージは、40日間で完売するという大きな反響を得ました。
忠孝酒造の新しい挑戦が多くの人に受け入れられた証ともいえそうですね。
大城 とても嬉しい手ごたえを感じました。
当初から限定パッケージの反応がよければ全商品のデザインをリニューアルしようと考えていたので、今回それを実現できたことは感慨深いです。
こういった商品において、ネーミングとデザインがマッチするのは、実はとても難しいこと。
「夢航海」という抽象的な言葉をデザインで表現するのは、簡単ではなかったはずです。
でも、城間さんの「進貢船を空に飛ばす」というアイデアからスタートしたデザインは見事にネーミングにマッチした。
これ以上、デザイン的に完成されたものはなかなか作れない。
それほど自信を持って送り出せる商品です。
城間 会社のメインブランドのデザインを変えるというのは、よっぽどのことだと思うので、全面リニューアルの話を頂いたときは、ただただびっくりしました。有名な酒造会社のメインブランドにデザインが起用されるなんて、まさか!と。
こんなチャンスを頂けたことに本当に感謝しています。
——限定パッケージは2面でしたが、完全リニューアル版では4面仕様に変わっていますね。
城間 4つの面を並べると1枚の大きな絵になるデザイン。忠孝酒造さんからのアイデアで、もっと城間さんの絵を見せましょうと。自分の絵を尊重してくださってることが嬉しかったですし、そういう隠れたところにあるこだわりというか、忠孝酒造さんの粋な遊び心がいいなといつも思います。
——ほかにも、三日月が満月に変わっていたり。
城間 月に関しては、限定パッケージのときに、三日月なのか半月なのか満月なのか、それとも月は入れないのか、いろいろ話し合いましたが、結果的に社長さんから三日月がいいと。
調べてみたら三日月っていうのは、ものごとの始まりという意味もあったので、忠孝酒造さんと僕との初めてのコラボ企画という意味でも、すごくハマったんですよね。
今回は、そこから成長したイメージで満月をデザインしました。
大城 満月というのは、すべて満ちているということ。
完成された形ですよね。
でも、我々はまだまだ発展途上で、満月には程遠い。
成長を目指す過程であり、ここからがスタート。
それを表現するにはどうしたらいいかということで、満月をまるまる入れず、あえてデザイン上で月の一部をカットしようと。
それによって、“満月でありながら、まだ満月ではない”という隠れたメッセージを表現できたらいいなと。
城間 成長を示すものとして満月を入れたいという自分の意見と、まだまだゴールではないという社長さんの意見と、双方の意見を取り入れた着地点がそこでした。
絵の構成としては満月をすべて見せないけれど、想像では満月とわかる。
この社長さんのアイデアは、素晴らしいなと勉強になりましたね。
——月の中には密かに「チュウコウ」という文字が入っているそうですね。
月の中に「チュウコウ」
城間 さっきお話したジュゴンや船の文字もそうですけど、僕はいつも裏メッセージやギミックを入れたがるクセがあるんです。
そういった隠れ要素があることで、パッケージをじっと見せる行為に持っていけるんじゃないかなと。
ユーザーの脳の奥深くまで記憶として入っていくような。
そのネタとしてリニューアル版でも仕掛けを取り入れてみました。
——夜空の星の流れや海の色、雲の流れも、限定パッケージとは違いますね。
城間 2面だったものが4面になるということで、かなり変更しましたね。
今回のデザインは本当に特殊で。
通常なら4面全体で絵作りしますが、これはパッケージなので、あくまでメインは正面。
そこだけでも成り立ちつつ、4面に広げても成り立たつようにいといけない。
4面になって絵を大きく見せられるから自由度があがったかというと、その逆でやれることが狭くなったというか。
特に、流れ星が飛んできている角度は気を使いましたね。
右側を直したら、左側を直して……まるでパズルみたいな作業で大変でした(笑)。
紙パックは半分サイズの900mlもあるし、ボトルも2つサイズがあるし、それぞれに流用するというより、新たに4種類をデザインしたという感覚。
初めての経験ですごく難しかった分、完成形に着地できたときは本当に嬉しかったです。
夢航海ラインナップ
——新たに入った「満天の星空の下、語り合いたい夢がある」というキャッチコピーも印象的です。
大城 琉球の先人の方々は大きな夢を抱き、進貢船で世界を駆け巡った。
そういう夢を我々も持たないといけない。
せめて酒を飲むときくらい夢を語り合ってほしい。
これは約30年前に誕生したときから変わらない「夢航海」に込めた想いです。
未来を生きる若い人たちにも伝わってほしいですね。
城間 「夢航海」は本当においしいお酒なので、デザイナーとしてだけじゃなく、いちファンとしても、もっともっと広まっていくよう応援していきたいです。
まずは沖縄全島で扱われるお酒になって、その先は日本全国、さらにそれこそ飛行船で海を渡るじゃないけど海外まで。
自分の会社も世界を視野に頑張っているので、忠孝酒造さんとリンクする部分がたくさんある。
一緒に頑張っていきたいですね。
大城 忠孝酒造の泡盛は、これまで試行錯誤しながら研究、挑戦を重ねてきたことで、やっと満足する味に近づいてきたと感じています。
今年は、12年続くミラクルくんの干支ボトルの販売も始まり、この一番厳しい時期に、さまざまな挑戦を形にできたということは大きな自信にもなりました。
今まで社員一同、我々が頑張ってきたひとつひとつが、ここにきてしっかり実を結んだんだなと。
2021年は城間さんとまた新しいプロジェクトを仕掛けていくので、これからの忠孝酒造も楽しみにしていてください。
取材・文/岡部徳枝